Concept

焼津プライド

 焼市は静岡県焼津市に昭和初期から伝わる「魚河岸シャツ」を販売する業者が中心となって設立した「魚河岸シャツ組合」に所属している若手2人が立ち上げたプロジェクトです。

 「魚河岸シャツ」は、手ぬぐいを縫い合わせたシャツです。夏になると焼津市を中心にたくさんの人々に愛用されています。昭和初期には「手ぬぐい襦袢」といわれてました。その歴史を辿っていくうちに、大正13年生まれの長谷川寅吉さんと出会いました。

 寅吉さんから、「魚河岸シャツ」や「手ぬぐい襦袢」が焼津の歴史とどう関わってきたのかを伺っている時に、昭和初期の生地で作られ現在、2枚しか残っていない貴重な「手ぬぐい襦袢」のうち1枚を託されました。その時、「大事なものだから失くすなよ。」と言われました。大事なものとは「手ぬぐい襦袢」だけでなく、「焼津に対する誇り」だと感じました。

 そこで、我々は「焼津プライド」を掲げて約70年ぶりに「手ぬぐい襦袢」を復活させるため、立ち上がることを決意しました。

長谷川 寅吉

長谷川 寅吉 略歴

大正13年7月23日  焼津町北新田に生まれる

昭和15年3月    静岡商業第一種3年卒業

           家業の水産加工業に従事

昭和18年1月    三菱名古屋発動機製作所に徴用

昭和19年9月    現役兵として中国へ出征

昭和20年8月    湖南省長沙で終戦

昭和21年6月    九死に一生を得て復員

          水産加工業(なまり節製造)復職

昭和45年      二代目 寅吉を襲名(旧名 米次)

平成22年      家業を引退

現在        焼津浜言葉を遺す会会長